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Hauoli makahiki hou! 2019 鏡開きをしました!

2019年01月12日 comment close

平成最後の年女です。
本年もウィキウィキをよろしくお願いいたします。

先日の鏡開きではぜんざいやお雑煮にして
食べられた方も多いのではないでしょうか。

家では満場一致で「おかき」になりました。
揚げたてはサクサクふわふわで最高!

今回はこの鏡餅について書いてみたいと思います。

鏡餅を飾る意味

今更聞けない、
日本の伝統の風習である、鏡餅を飾る意味。
新しい一年を幸せに過ごすとともに、
無事に一年を過ごすことができた感謝の気持ちを込めて
神様にお供えする丸い鏡をイメージしたお餅のお正月飾りです。
歳神様をお迎えするための座布団ともいわれています。

お餅と一緒に
半紙、橙、裏白というシダの葉、ゆずり葉、扇、などを飾ります。
○橙、ゆずり葉…家計橙の長寿や繁栄を願う
○裏白…夫婦円満、清廉潔白
などの意味が込められています。

末広がりを意味する12月28日から飾りはじめ
1月11日に鏡開きをするのが一般的とされています。

鏡餅の飾り方

これも今更ですが、正しい飾り方を
知っている人は少ないのではないでしょうか。

地域の風習の違いなどで、様々な違いはありますが
もっとも一般的な飾り方としては、
①台座の上に半紙を敷く
②裏白を左右対称に置く
③大きな丸餅を置く
④ゆずり葉を左右対称に置く
⑤小さい丸餅を置き橙を乗せる
一番上に扇や海の幸などを飾るという方法です。

なかでもポイントはこの、裏白の葉です。

裏白というシダの葉の特徴として
その名の通り、葉の裏側が
白色をしていることから、
裏を返しても心は白き清廉潔白を。
また左右の葉が対象になっていることから
夫婦円満を表しています。

必ず、葉の白いほうを上にして、
左右対称になるように、バランス良く飾ることが大切です。

子供たちへ伝えていきたい思い

日本の伝統として伝わる風習には
たくさんの意味や願いが込められています。

なかなか現代では
教えてくれる人が近くにいなかったり、
飾りの葉っぱなどを完璧にそろえる事が
難しかったりするところもありますが、
正しい意味を理解しながら、
ぜひ子供たちにも伝えていってほしいと思います。

私も、旧年中に家族と実家で餅つきをして
母が作ってくれた大きな丸餅を取っておいて、
父が山から採って来てくれた
裏白とゆずり葉と橙を一緒に飾りました。

一つ一つの意味を思いながら、
感謝の気持ちを込めて丁寧に飾ると
それだけで清々しい気持ちになれますよね。

来年は息子も一緒に山へ葉っぱを取りに行き、
娘に飾りつけをしてもらおうと思っています。
私達のできる範囲で、次の世代へ
大切に続けていきたいものですね。

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