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ハワイアンカフェ「WIKIWIKI」のブログ

「食育」について思うこと。Baby kid’s project 1

2019年06月02日 comment close

「食育」って、今更ですが、
一番大切な教育ではないかと私は思っています。

生きていくために、健康な体を保つために、
丈夫な体を作るために、私たちは食べなければなりません。

日本の伝統文化を受け継ぎ、人間関係を形成するためにも
食べることは大切な役割を担っています。

先日、地元の情報誌、enさんに
「食育」について書かせていただく機会を頂きました。
とても反響があったので
いくつかに分けて全文をブログで
紹介させていただこうと思います。


子どもの「食育」について
私は、両親と4人兄弟の長女として生まれ
豊かな自然あふれる町、延岡で育ちました。

両親は35年前の当時ではまだまだ珍しかった
オーガニック食品などを取り扱う
健康食品会社に勤めていました。

そのため私たち兄弟は幼い頃から
無添加のお菓子を食べ、100%の生絞りのジュースを飲み
自然食品の素晴らしさや、食品添加物の恐ろしさを
ごく当たり前に教えられて育ちました。

小学生になり、お友達の家で初めて
鮮やかな色のついた炭酸飲料を飲み
カレーに添えられた、真っ赤な福神漬けを食べました。

初めて口にしたそれらにものすごく感動した私は
家に帰って母に、あの綺麗な赤いお漬物が食べたい!
とせがみました。

後日、母が買って来たのは市販のサンドイッチ。

レタスやハムが挟まれた
ごく普通のサンドイッチですが
その上には真っピンクの可愛いチェリーが飾ってありました。
ときめいた私はそのチェリーを
真っ先につまんで食べようとしました。

チェリーをどかしたその白いはずのパンの上には
真っピンク色のチェリーの跡がありました。

真っピンクの鮮やかなチェリー柄のパンはどう見ても
美味しそうには見えず、私たち兄弟は気持ち悪がって
それ以降あのチェリーが食べられません(笑)

「絵具と同じ。色が塗ってある食べ物は
このパンの様に身体の中にも色をつけるんだよ。」

炭酸飲料や食品添加物についても
そして、野菜や果物や肉や魚についても
これを食べたら身体の中がどうなるのか
両親はいつも私たち兄弟に丁寧に教えました。

私たちの体は食べたものでできています。

今の世の中には様々な食べ物があふれています。
そのなかには体に良く無いものもたくさんあります。

それらを選択する力が
身についているかどうかということは、
将来の子ども達の健康を左右する大切なスキルになります。

あの赤いチェリーは
添加物である赤い絵の具を
私達の体の中に落としていくのだと幼い私たちは学んだのです。


この話は、全て実話です。

”コーラの中に抜けた子供の歯を
一晩漬けたらどうなるか?”
などの、なかなか衝撃的で
面白い実験を両親は私たちにやってみせました。

そして何よりも、
世の中には食べ物があふれているが、
満足に食べられ無い人達が世界中にたくさんいることを
いつも、話して聞かせました。

食べ物はとても大切なもの。
そして、食べるという事はとてもとても幸せなことなのです。

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